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和田山のお雛祭り

今年は母がいない旧の雛節句を過ごしました。
90歳を迎えた母のお雛様。
娘が二年前、母に組み立て方を伝授され、写真を撮っていたのを参考に、私はそれを手伝い、飾りました。
今年は母に関係のある方お招きして、お雛祭り楽しんでいただきました。

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家の南には母が植えてくれた枝垂れ桜やサンシュ、ピンクの八重の木蓮花盛りです。

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離れ座敷で私の手製の松花堂とお吸い物でお昼を召し上がっていただきました。

軸物は華やかに牡丹花を選びました。床の間の花はサンシュと木蓮。

座卓の花は、母が植えていた「貝母(ばいも)百合」

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桜餅を作りました。友人が作った桜の塩漬けを差し込んだ桜餅を主菓子に、お薄を。
これまでは母がずっと亭主をしていたので、私がこの亭主の席に座ったのは初めてでした。
何とか、、お点前をしましたが、、自信は無かったのですが、何とか、おぼえているものですね。

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最後には裏庭眺められるダイニングルームでコーヒー&紅茶を。おしゃべりに花が咲きました。

イベント

お雛祭り

この但馬では旧暦で雛の節句をする家の方が多いようです。
我が家も旧暦でします。

毎年出しているお雛様です。
母と同い年の90歳のお雛様。
しかし、、母のいないお雛祭りは初めて。

当時、造り酒屋の初娘の初節句の為に祖父が奮発して揃えたと言うお雛様。
当時の家一軒が立つと言われる値打ちだったとか。
特に雛人形の顔の繊細さ、お道具の多さ、そして数々蒔絵の厚みなど色々と見応えはあります。
宴幕の紋の左は木村家の家紋。右は女紋。
武田信玄からの家紋を頂戴したと言う木村家の扇の家紋なんだそうです。
右は女紋「抱き鶴」です。女紋は代々女だけが伝えていくと言われているらしく、私も娘もこの女紋を紋付の着物には使用しています。
我が夫の今川家は今川義元の祖父からの流れで、我が家は武田と今川の流れを受けた家と言うことかな^_^;

今年は4/2~4/5までは知人のみの公開としています。
今年は、都合上、すぐにしまってしまいますので、お知り合い方のみとさせて頂きます。

連絡をお急ぎ下さい。

お昼は前もってご連絡頂いた方のみに、私特製松花堂弁当と桜餅、お薄、そしてコーヒーを頂きながら、お雛祭りを楽しんで頂きます。
来年は藤井家お雛様イヴェントを今から企画が出ていていますのでお楽しみにしていて下さいませ。

この雛壇は3/27に娘と夫と3人で骨組み組み立て、4/1に娘がまたまた和田山に来て、組み立てました。
2年前に娘が母に教えてもらいながら写真を撮った写真を頼りに、釘を使わない御殿の組み立て。想像以上の大変さ。

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