85歳になる母が生まれた大正12年のお雛様です。
家紋は左が家の家紋、右が女紋です。
緋毛氈はフェルトの分厚いものです。お内裏様とお雛様は御所御殿に入り、お雛様の目はガラス玉が埋め込まれております。
お道具もたくさん揃っております。そのどれもが分厚い金の蒔絵になっており、琴は演奏可能な琴なのです。まだこれに蒔絵の玉手箱があるのですが、ここには写っていません。お雛様の後ろのお床にはその当時からのお雛様の掛け軸をかけています。
大正のその当時、家が一軒建ったと言われる高価なお雛様で、そう、、ここまでのお道具が揃っている雛飾りは少ないようですが、母の手入れが良かったのかぼんぼり意外は痛んでいないお雛様です。
5月8日まで飾っております。4/29~5/8までは実家におりますので予約さえしていただければ、このお雛様を見ていただけます。