私の実家では鏡開きを1月11日にします。・・・・・年神さまにお供えした一升のお米、大きな鏡餅、十二支分の12個の小餅、お飾りをおろします。その日はおぜんざいをいただきます。
14日にドンド焼きと言って神社の境内で焚き火が焚かれ、そのお飾りを焼き、鏡餅をあぶって、翌日の「小正月」に小豆粥をいただきます。
「女正月」とも言われ、昔は正月が多忙でやっとお嫁さんは実家に帰してもらえる日なんですよね。
私は和田山で大家族で育ちましたから、この「小豆粥」はずっと15日に食べていますね。・・・・・米で粥を炊き、茹でていた小豆と茹で汁を加えて、仕上げに塩と餅を加えて、餅が柔らかくなれば出来上がりです。・・・・・・・「女正月」ですから、箸置きは赤の水玉模様、お正月ですからお箸は赤にしました。果物はちょっと高価だったのですが、赤の「あまおう苺」です。お茶は田舎の番茶、錦戸の松葉昆布、皿にはトマト、鰯の胡麻煮、実家の山椒の有馬煮、漬物を少しずつです。