不思議な動き

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お嫁ちゃんの同じ料理クラスのアユミちゃんとアヤコさんが一緒に和田山の実家で過ごしてくださいました。そして、孫も同行したのでご機嫌です。立席(りゅうれい)のお茶室でお茶を楽しむことになり、お嫁ちゃんがお膝に乗せようとしますと、自分も一人前の席に着くときかないのです。・・「では玩具を置きなさい」と言うと素直にそっと置くのです。

みなさんにお干菓子を取っていただくと、自分の前にも置いて!!と仕草をするのです。・・するとそーっと甘い干菓子をそっと口に持っていくのです。(初めて食べる超甘いもの)・・・・そして、みんなが飲んでいる薄茶を所望するのです。・・母が考えて、茶筅の先に残っている薄茶を立てた泡と少しのお湯を入れて、普通の安くないお抹茶茶碗に入れて差し出すと、ちゃんと飲むんですね。(@_@)

お茶碗を投げないか、ヒヤヒヤしていたのですが、神妙に美味しそうに飲み乾すのです。飲んだ後のお茶碗もそっと台に置くのです。

母にもっと欲しいと所望して三回もお変わりするのです。その度に干菓子をちょこっと舐めるのです。

その後は満足そうにしていました。茶会が終わって、みんなが退席する時にやっと木の玩具を持ったのです。

この一才九ヶ月にして、初めてのお茶席の雰囲気を瞬時に理解したようです。

これは子供が、躾や環境を瞬時に受け入れながら成長していくことを表しているように思えました。・・・・・何にもわからないのですが、その雰囲気で騒いだり、自分中心で動いてはいけないのだと感じたのしょうか?・・お茶碗を回しているのをちゃんと見ていて回そうとしていました。・・・・・食育でもあり、トータルの教育でもあるのでしょうね。