細川護熙展 at 香雪美術館 

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神戸・阪急御影の近くの香雪美術館で細川護熙さん、元内閣総理大臣の個展をしています。

陶芸をされ、書を書かれることは雑誌などで拝見していました。ので、大したご趣味とは思っていましたが、その展覧会に行き、その多岐にわたり、プロなのに驚きました・・・・・・60歳からまだ10年そこそこしか経っていないのに、その奥の深い作品をたくさん作られているのにはただただ感嘆!!・・興味本位でも何でも良いですが、一見の価値は多いにありです。

展覧会場には彼の日頃の写真も、エッセイの一部も展示され、書や陶芸の説明も丁寧に書かれているので、ゆっくり楽しむことができます。

 http://www.kosetsu-museum.or.jp/exhibition/index.html

以下のような説明文が書かれていました。

9/23から11/3まで、開催されています。9/27には友人と訪ね、感激し、夫にその退職後の暮らし方を見せたく、母には茶人としての細川さんを見せたくって、昨日10/7に母と連れ立って和田山から戻り、三人で美術館に行ってきました。

母は大変に感激し、早速本を購入して今読書に勤しんでおります。私は「不東庵日常」を、母は「閑居の庭から」を購入し、お互い交換して読もうと購入しました。

60歳を機に政界を退き、神奈川県湯河原町の自邸「不東庵(ふ・とう・あん)」で閑居暮らしを始めた細川護熙(もり・ひろ)さん(1938~)。自然に親しむ日々の中で、心のおもむくままにロクロを回し、筆を執り、美と向き合う生活を楽しんでいます。
 古い時代の名品に学ぶ作陶は、楽焼や高麗、志野・唐津など様々な土味を活かした茶碗に、穏やかな風格がうかがわれます。先人のことばを選んで掛け軸や屏風に書き付けた墨文字からは、まさしく胸中の声が聞こえてくるようです。
 土や墨といった無垢な素材との対話を通じ、細川さんの心が宿った静かな美の世界を、最新作を含む陶器60点と書画20点により紹介します。

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その後、三人でお抹茶をいただき、秘かにさいている萩、実を重くつけている柿に季節を感じました。