みなさんで母のたてるお茶を楽しんでいただきました。昼食後、竹田の町を楽しんでいただき、道の駅「但馬のまほろば」でこの辺り一帯の農産物を見学していただきました。和田山町は京都福知山市と隣接しているので京食財も入手できる場所で、実家の生活も京文化を強く影響を受けているのです。
茶室前の投げ入れには前栽(せんざい)に咲いている白の八重の山茶花を入れてています。
この季節の香合は「毬栗(いがぐり)」・・蓋を開けるところがまことに面白い香合です。
真理子さんが京都から主菓子(おもがし)用に、この日の為の特別注文の生菓子です。 立礼のお茶席でお薄をご馳走したいと言っておりましたので、こんな素晴らしい柔らかな生菓子。銀杏も入り、白餡入りの牛皮のお菓子です。御銘を聞くのを忘れましたから後で聞いておきます。
これは我々「京都味わい物語」の本拠地である「遊子庵」と同じ室町通りにある、そこからほんの10軒くらい北に行ったところにある「廣保」(ひろやす)さんのお干菓子です。私が最近見つけた干菓子屋さんで先日購入してきました。この廣保さんの干菓子は京都一と言われる繊細で、素晴らしいのです。この白い手前の銀杏を割ると中は緑餡なのです。
赤い菓子盆に入っているのも皆さんからのお土産で、真理ちゃんが選んで下さった、麩菓子で銀杏模様入りなのです(ひょっとして裏千家用?・・母も私も裏千家です)