三月の「吉泉」

アップするのが大変遅れました。・・・3/13に楽しませていただきました。

相変わらず素晴らしい設えとお料理で至福の時を味わわせて頂きました。お部屋に入ると立派な京雛が飾られており、側には煙草盆、軸物は雛の軸物。

違い棚には干支の辰の置物・そしてお雛様ですから合わせ貝の香合が飾られています。

干支の辰の置物

雛の節句の為、合わせ貝の香合

冷酒

桜茶一献は白酒でした。

飯蛸、昆布巻き、パプリカと独活の酢漬け、手前のみじん粉揚げ・・忘れましたが優しい味の熱々の揚げ物でした。

 

蜜煮

 

<椀物>・・たいらぎ、蛤入りのしんじょう、椎茸、土筆、花山葵、花柚子の清汁のえも言えぬ美味に酔いしれました。・・まさに至福!・・

<お刺身>鳥貝、鮪の海苔巻き、のれそれ、あおり烏賊、桜鯛、もう一品を忘れました。

<蒸し寿司>この錦糸卵の細いのには感嘆!・・手前はひらめの縁側

鯛の子とさやえんどうの煮物・・桜の器で!!

<焼き物>鮭の柚庵焼き、ちょろぎの酢漬け

<香の物><いくらともずくのお茶漬け>・・美味しい!

<三宝柑のゼリー寄せ>

<水菓子>苺・ほおずき

紫芋羊羹・柚子のゼリー寄せ

薄茶と最後の焙じ茶

まぁ、どれもこれも美しく、美味しく、どれ一つ残すことなく賞味させていただきました。毎月寄せていただきたいところなんですが、贅沢に慣れることは怖いので一季節に一度、年四回行かせていただいていますが、生徒さんや友人から一緒に連れて行って下さいとの要望が多く、迷うところです。私の一番のお気に入りの和食の「吉泉」です。