朗読の会

昨日、スタジオドレッセの生徒さんのKさんが出演される「朗読の会」の発表会に芦屋に行きました。
150席くらいは用意してありました。
ギャラリーは殆どが私と同じくらいか年長者のようでした。上品で、知的で、お洒落な人を多くお見受けしました。
いざ、始まりました。詩、短編、古典、現代ものと趣向をこらした内容でした。
みなさん、少しの緊張もありますが、顔が光っていました。目が輝いていました。
今日の発表の場に合わせて練習を重ねてこられたのでしょう。目を瞑って朗読を聞きますと、容易に朗読の内容の情景が浮かんできました。


と同時に、私がコーラスで発声をしているので、声の分析もしていました。
「この作品にはもう少し澄んで高音が出る人の声の方が良い。」とか「この作品にぴったりだなぁ」とか「大変読み込んでいらっしゃり、ベテランだなぁ」とか「恥ずかしがらずにもっと強弱をつけたら、表現をオーバーにしてみたら」とか「小さくかたまりすぎ」、、。

Kさんは前半の司会も後半に二人朗読をされていました。・・透明感のあるきれいな高音の声の持ち主で清楚な華やかさを感じる声でした。
 彼女は日赤の声の図書の読み手のボランティアをなさっています。ですから、ただ「朗読」を楽しむ目的だけではなく、他の目的もあってのお稽古なんでしょうね。

この「朗読の会」の先生が80歳だそうでそのくらいの年代が多かったのでしょうか。
みなさん、外に出て、みなさんと一緒にする目的を持って輝いた生き方をしていらっしゃるようでした。
前回の発表会はどうしても次の用を入れてしまっていたので、今回はこの会の為だけの用しか入れずにゆっくり楽しみました。
共通の知人の方と久しぶりに待ち合わせてちょっと早めの軽い食事と取りながらオシャベリを楽しみ、そして会の後も彼女の用にも付き合って、私のお気に入りのコーヒー屋さんに案内してオシャベリを楽しみました。
保護司をしている彼女にも、私にも仕事のやんごとなき用の電話がかかってくるのですが、それをこなしながら、時間貧乏な二人の仕事を入れない楽しい一日でした。