JR六甲道の北の信号のすぐ東にある喫茶店「安曇野」(六甲山ホテルのリムジンバス乗り場の所です)・・が私のお気に入りのお店です。
ここは友人や生徒さんもお連れするのですが、私一人でも訪れたい魅力的なスポットです。
まず、オーナーのコレクションの梟(ふくろう)の人形が300は超えるくらいバランス良く置かれています。そして、まぁ素晴らしく、ため息の出るようなティーカップ。
私も震災前はかなり収集していましたが、あれ以来ちょっと減ったのですが、それでも、カップの出会いで買ってしまいます。
このオーナーは惜し気もなく気に入った出会いがあれば、即決でお求めになるのでしょう。・・・あの震災から17年で、このコレクションです。・・・その恩恵を私はお陰で受けています。
そして、オーナーのこだわりは音楽にも、そして勿論、コーヒー&紅茶にも。
客人の趣味、おの日の状態まで考えてカップ&ティースプーンをセレクトして下さいます。そして丁寧に入れてくださる紅茶やコーヒーの美味しさには美味しさ+お客様への思いを込めて下さる愛情を感じるのです。
ですから、凹んでいたり、心と身体に静寂が欲しい時に行けば、オーナーは解って下さって、それようの丁寧なお持て成しをして下さいます。
今日も「ことほぎや」さんに印藤ファミリーを訪ねた後に立ち寄りました。(本当は印藤ファミリーにご馳走させていただくつもりだったのですがお嬢様がお急ぎだったようで残念でした)
今日のティーカップは「アンティークのマイセン」かなりのハイグレードのカップで、手描きの花模様、縁の金の模様。どれも繊細で一つずつ絵模様が違います。
そのカップでマンデリンをいただきました。・・丁寧に入れていただいたコーヒーは三種類でいただきます。①熱いまま、入れていただいたスグをブラックでそっと飲む。 ②ティースプーン1/2はい(約3g)を入れて熱いうちにいただく。 ③冷めてからいただく ⇒この3方法の飲み方、どれをしても美味しいのです。
先日、入れていただいた太い金の縁取りのカップはアメリカの「レノックス」のでしょうか。・・・金部分が光輝いて、もったいなくいただきました。
もう一つはエルメスの蓮模様のオーレカップのように大きなカップ&ソーサー。
この時は紅茶葉のファーストフラッシュを淡く入れていただきました。