今年は寒かったので、こごみ、木の芽、筍、蕗が美味しく食べられました。筍、蕗、こごみ、蕾菜、菜の花、グリーンアスパラ、新牛蒡、木の芽、桜鯛、苺を使用した春のお食事です。
月別: 2011年5月
康平君の生産品の夕餉
その夕方5/4、康平君、大阪からのお客様、夫、母、私の5人で康平君の食材を使って食事を楽しみました。
お客様とご一緒していたものですから、あまり準備が出来なかったのですが、一時間で、急に目の前にした食材で料理を作ってみました。
作りながら、私も楽しいお話に加わったり、食べたりしましたから、写真を撮る作業ははじめだけで止めてしまいましたから、数日後、康平君のおじいちゃん(父の従兄弟でもあります)の一周忌をみのり館でしてくださいましたので、その時出した料理とその日出した料理が同じものを出します。(イメージがちょっと違うものがみのり館のものです)
1.康平君の不耕起栽培の麦(全粒粉)のパン(業者に作っていただいているそうです)をクルトンにしました。それと独活(うど)のスティックに康平作の味噌を味醂と柚子胡椒で溶いたディップ、手持ちのカマンベールとクリームチーズの前菜。・・赤ワインでいただきました。
2.先の全粒粉を作ってクレープを作りました。その中は上記の味噌、アスパラ、ミモレットチーズを巻きました。その上にもそれらを散らし、ソラマメ、豌豆、リーフレタスを散らした一品に仕立てました。
3.蕗とグリーンアスパラをクレープで巻いたもの。====康平作の糀(こうじ)塩ソースと、康平味噌だれをオチョコに入れておき、いつでも料理に加えるようにしました。
4.若竹煮、鯛を康平味噌を付け、メレンゲと粉チーズをかけてオーブンで焼いた、私の十八番の料理。
5.そして康平君の自慢のお米・38種米=雑穀米でなく、38種類のお米を同時に栽培しているそのお米を一割加えた御飯、
6.手製の大根の漬物と昆布の佃煮、
7.粒アン、白玉団子、クラッシュゼリー、ソラマメ添え。
チーズ以外は殆ど和食材。康平君の生産品をメインにした料理。話は深夜まで続き、楽しい会でした。
康平君ちの田んぼ
北野国際まつり
不思議な動き
お嫁ちゃんの同じ料理クラスのアユミちゃんとアヤコさんが一緒に和田山の実家で過ごしてくださいました。そして、孫も同行したのでご機嫌です。立席(りゅうれい)のお茶室でお茶を楽しむことになり、お嫁ちゃんがお膝に乗せようとしますと、自分も一人前の席に着くときかないのです。・・「では玩具を置きなさい」と言うと素直にそっと置くのです。
みなさんにお干菓子を取っていただくと、自分の前にも置いて!!と仕草をするのです。・・するとそーっと甘い干菓子をそっと口に持っていくのです。(初めて食べる超甘いもの)・・・・そして、みんなが飲んでいる薄茶を所望するのです。・・母が考えて、茶筅の先に残っている薄茶を立てた泡と少しのお湯を入れて、普通の安くないお抹茶茶碗に入れて差し出すと、ちゃんと飲むんですね。(@_@)
お茶碗を投げないか、ヒヤヒヤしていたのですが、神妙に美味しそうに飲み乾すのです。飲んだ後のお茶碗もそっと台に置くのです。
母にもっと欲しいと所望して三回もお変わりするのです。その度に干菓子をちょこっと舐めるのです。
その後は満足そうにしていました。茶会が終わって、みんなが退席する時にやっと木の玩具を持ったのです。
この一才九ヶ月にして、初めてのお茶席の雰囲気を瞬時に理解したようです。
これは子供が、躾や環境を瞬時に受け入れながら成長していくことを表しているように思えました。・・・・・何にもわからないのですが、その雰囲気で騒いだり、自分中心で動いてはいけないのだと感じたのしょうか?・・お茶碗を回しているのをちゃんと見ていて回そうとしていました。・・・・・食育でもあり、トータルの教育でもあるのでしょうね。
二代続く玩具の魅力
東日本大震災への義援金
スタジオ・ドレッセでも何か、どなたかへ、すこしでもお役に立てればとお声をかけ、義援金の募りました。
4月27日のDクラスのお料理教室の時に皆さんの前で義援金箱を開けました。・・すると3万円に少々届かない金額があつまり、その足りない金額をその中の生徒さんが足して下さり、3万円となりました。
そこで、どこに送金するかと言うことになり、日赤でも良かったのですが、阪神大震災の時も多くの子供達が親に先立たれての苦労を見聞きしてきました。
今回は、色々な報道をみるにつけ、子供達を現地に行き、抱きしめてあげたい気持ちになります。そんな思いの微々たるものを子供達の為の「あしなが育英基金」に送金することにしました。
これからも義援金箱を続けてまいりますのでよろしくお願いします。第二段の義援金もすでに入れていただいています。
ここに写真を撮り、報告いたします。
5月初旬は何かと時間がなく、報告が今日になりましたことをお許し下さい。