先日、宏子さんからお茶のお誘いを受けました。
白いサンルームにぴったりのお花と陽のひかり・・♪・・♪
心がときめきました。・・・・・ゆっくりと、その白と陽の陰影をも楽しめました。
・・お抹茶と常盤堂さんの有名な銘菓・栗蒸し羊羹、そして、テラスで咲いていた最後の一輪の白い薔薇!・・RichなAfternoon Tea でした。
今川れい子-料理と花とテーブル
9月に続いて殆どのクラスでメニューは違えど、精進料理でした。今月は「お持て成し」
そして、精進料理の意味、心、作り方など幅広く勉強しながら、それについて話し合いました。 タイムリーに仏教ではなくキリスト教を心底の支えにしている『佐藤初女」さんの講演を聴き、本を読んだ感想や情報をみなさんにお知らせすることができました。
心を込めて、相手の立場に立って持て成しを考える。 ==そんなことを10月は生徒さんと一緒に考え、料理を進めていけたことに感謝です。
Studio-Dresserの料理は華やかだ!・・と、言ってくださるのです。・・それには色々な意味合いがあると思いますが、奇をてらう料理は何一つありませんが、私は綺麗なものが好きで、ちょっとしたものを食べる時もセッティングがキチンとしていないと落ち着かないのです。 食器も探し回って料理に合うものを使いたいのです。 それの積み重ねが今日に至ったのだと思います。 ・・・お稽古にしては高価なものを使用する時があります。 ・・その食器の扱い方をお伝えできれば幸いです。 ・・・季節、旬の食材、季節の食器などに合わせたセッティング ・・
心を込めて作る。 ・・そんなこんながご理解していただければこの教室と私は嬉しいです。
一人膳・・気持ちをただして割り箸でいただきます・・・白飯・・実家の美味しい新米です・・「感謝」
私のお得意メニューの一つ「吹き寄せ」その時、その人によって盛り付けが違ってきます。「みんな違って、みんあいい」・・(金子みすず)
走りの蕪を蒸します。旬の栗、銀杏、百合根も一緒に柚子の風味でいただきます。 この小鉢は蕪の絵柄が底に描かれている黄瀬戸です。
10月のお料理なので、ハローウィーンを意識して、黒のテーブルクロスです。 収穫の時期も意識して南瓜もフィギャアとして置いています。
日本では黒をテーブルクロスにすることは考えられないの売られていません。(米国で買いました)どうしても欲しい方は布地屋さんで調達するしかないでしょうか。
このクラスのおにぎりの美味しかったこと!優しい人の集まりに愛情があふれているおにぎりです。
昆布、干し椎茸、干瓢の出汁でとった味噌汁の奥深い味わいを静かな心で味わって欲しい。・・・生徒さんの誰もがこの出汁の素晴らしさに感激です。
五色膾は綺麗で、美味で、滋養があって、生きる意味を教えていただける五色の意味。
さつまいもと白玉の優しい触感と美味しさは幼児、老年、病人にも広く受け入れられるおやつです。梨と葡萄そしてさつまいもでいちょうをちらしました。
先日、ちぎり絵の展覧会が六甲アイランドにあるホテルで開かれました。ISEちゃんのお母さんの作品が見たくて、ちぎり絵とはどこまで表現できるのか?!・・など、興味があり最終日に行きました。
受付に一枚のちぎり絵があり、それはちょうど、ISEちゃんのお母さんの作品で、それは津波で根こそぎ海に持ち去られたのに、必死で一本の松が凛として残っています。その横で中秋の名月が光を投げかけているそれが新聞に写真入りにだされ、その記事に目を止めたISEちゃんのお母さんは作品にされたそうです。
細やかな松の表情が和紙を使ってよく出ていました。 (額のガラスに天井のライトが写ってしまいました。ごめんなさい。)
和服姿がこのちぎり絵のお師匠さんです。 来場された方に右にある和紙で、出来上がる様を説明なさっておりました。
広々した会場だからこそ、作品の素晴らしさをゆっくり味わわせていただけました。 前のテーブルでコーヒーをゆっくり頂戴しました。